あんくるレジデント

uncoolでuncleである初期研修医のブログ

奨学金を借りる際のプチアドバイス

お疲れ様です。

あんくるレジデントと申します。

 

自己紹介も兼ねて、奨学金を借りようとしている学生の方へ少しでも情報提供したいと思います。

 

僕は

・初期研修医1年目です。

・一浪ののち、地方の医学部に入学しました。

奨学金は合計で700万円借りました。

 

こんな感じで受験、定期試験、国試の波にもまれていたら気づけば医師人生がスタートしていました。

社会に放流され、残ったのは医師免許と奨学金という借金のみ。

現在の目標は、この奨学金を返済するとともに、生活と仕事を充実・スキルアップさせていくことです。

 

医師になった以上返済できるでしょ、舐めすぎ、メンタル弱すぎ、そう思う方もいるかもしれませんが、やっぱり700万という額は重くのしかかってくるよ…

一般家庭なのでもちろん自分で返します。

 

ここまでが軽い自己紹介で、奨学金借りたいけど僕みたいに常にお金のことを考えなくてもいいようにするための情報を記載していきたいと思います。

 

★貸与ではなく給付型の奨学金を調べる

正味これにつきます。大学入学時はお金のリテラシーがなさすぎて、一番手続きが簡単な「日本学生支援機構」の貸与型奨学金を借りてしまったわけですが、デジタルネイティブの諸君はこれは最終手段として考えておくべきです。世の中探せば給付型の奨学金はいくらでもあります。

給付型奨学金を申請するうえで気を付けることは、受給条件くらいだと思います。

例えば都道府県が募集している奨学金があると思いますが、よっぽどの理由がない限り、出身の都道府県で働くことがほとんどだと思うので個人的に一番オススメしたいです。

募集枠少ないし、自分じゃ通らないかもと思ったそこの君、大丈夫(無責任)

当時の僕が申請したら果たして通ったかは分からないけど、案外募集枠があまり続けてることが多いです。(マッチング終わったころに募集ページみてみたら普通に枠残ってて悔し涙を流したのもいい思い出)

違う県で働きたくなったらどうしようというリスクはあるけど、そこさえ決心してしまえば地域枠で入学するよりも病院選択の自由度は高いしめっちゃいいと思います。

 

他に、初期研修病院が募集している奨学金もあり、結構魅力的だなと思いました。

6年間その病院か関連病院で働くといった縛りがることが多いので、そこは注意しなければいけませんが、なによりマッチングで大変な思いをしなくていいというメリットがあります。優柔不断な僕はその点で申請することを躊躇してしまったのですが、情報収集能力にすぐれ、キャリアプランを早め早めから計画できる諸君はこの選択肢も大いにアリではないかと思います。

 

ifストーリーを毎晩毎晩妄想しては枕を涙で濡らしてしまう僕ですが、選択肢がまだある学生さんたちは、将来設計を後回しにせずどこで働きたいのか、奨学金を募集している病院は自分のニーズに合致する研修を受けれるか、そういうことを医学の勉強と並行して考えていったらお金の不安を考えずに過ごして行けるんじゃないかと思います。

 

奨学金の情報についてはまた思い立ったら書いていきたいと思います。

次回に乞うご期待!…